ご挨拶

令和4年度日臨技中部圏支部医学検査学会(第60回)
学会長 須田 達也

 令和4年度日臨技中部圏支部医学検査学会(第60回)を担当させていただく一般社団法人静岡県臨床衛生検査技師会を代表してご挨拶申し上げます。
 本学会は新型コロナウイルス感染症が終息に至っていないことを考慮して、令和4年10月8日(土)、9日(日)の両日に静岡県沼津市にありますプラサヴェルデを会場とした開催および後日オンデマンド配信の組み合わせの開催といたしました。
 近年、甚大な災害や新型コロナウイルス感染など予期せぬことが起こっています。その対応・対策をするとともに、平成26年・令和3年と臨床検査技師に関する法改正がされ、特に医師の働き方改革の推進については、2年後には全ての医療機関において対応が求められています。我々臨床検査技師はタスク・シフト/シェア推進に取り組み、臨床検査技師の活躍の場の拡大する必要があります。また、医療ロボットやAI導入などの医療情勢の変化を捉え、多様なニーズに対応することが重要となっています。
 そこで本学会では、「Go to the NEXT ONE ! ~ふじのくにに集い 今と未来を考える~」をテーマに掲げ、ふじのくにがこれから向かう先を模索する場になり、次への一歩、更なる発展へと繋がればと考えております。また、日臨技企画・基調講演・特別講演・支部シンポジウム・一般演題(123演題)・部門別企画(9部門)・特別企画・ランチョンセミナーなどの企画を用意しております。特にシンポジウムでは様々な施設規模の方から現状・今後ついて語っていただき、我々臨床検査技師や検査室の未來を考える機会となり、次に繋がる何かを感じ取っていただければと思っております。
 最後に、日臨技中部圏支部の会員の皆様には、多数の一般演題の登録を頂いたこと、賛助会員や企業の皆様には多方面でのご協力を頂いたことに深く感謝申し上げます。実行委員一同、多数の会員の皆様にご参加頂けることを心よりお待ちしております。

一般社団法人 静岡県臨床衛生検査技師会
会長 髙林 保行

 令和4年度日本臨床衛生検査技師会中部圏支部医学検査学会(第60回)を開催するにあたり静岡県臨床衛生検査技師会を代表して一言ご挨拶申し上げます。
 本学会は、令和4年10月8日(土)、9日(日)の2日間にわたり静岡県沼津市のプラサヴェルデを会場としての開催と後日オンデマンド配信を組み合わせて静岡県臨床衛生検査技師会が担当して開催いたします。新型コロナウイルス感染症については状況を鑑み新しい社会に基づいて工夫しながらウイズ・アフターコロナ時代に相応しい対応で取り組んでまいります。
 さて、今回のテーマは「Go to the NEXT ONE!~ふじのくにに集い 今と未来を考える~」であります。新型コロナウイルス感染症の対応に追われて皆様もご苦労されたと思いますが、次の段階に進み変化する環境の中で検査技師が幅広く活躍する未来を描いていく必要があります。先輩方が培ってきた数多くの知識や技術を更に発展して未来の臨床検査を支える次世代へ向けて情報発信の場となるように考えております。現在、医師の働き方改革を推進するためのタスク・シフト/シェアへの取り組みによる職域の拡大が進んでおります。臨床検査の現場では、検査装置のロボット化や人工知能(AI)を搭載して業務の効率化や品質保証への取り組みが進んでおります。更に臨床検査技師の養成カリキュラムも法律が改正されて新しい局面を迎えています。支部シンポジウムでは新たな環境の変化に直面していかに順応していくのか将来に向けて夢を語ってもらいます。一般演題123演題に、9つの部門企画、これからの検査室への期待をこめた特別講演などふじのくにでの有意義な学会となることを期待しております。
 ふじのくに静岡県は東西に広く、今回の会場の沼津市は静岡県の中でも東部となり首都圏支部に近く、中部圏支部の皆様には遠路となりご足労をおかけすることになりますが、世界文化遺産の富士山がそびえ立つ景観と駿河湾の海の幸を是非ともご堪能していただければ幸いです。多数の日臨技中部圏支部の会員の皆様にご参加いただけることを心よりお待ちしております。
 最後に、学会開催に際し、多くの皆様方にご支援ご協力を賜りましたことに心から感謝申し上げます。