【研究会の目的】
臨床検査技師をはじめとする医療技術者は有意義なデータを日々大量に生み出している。これらのデータは診療やヘルスケアにとって不可欠なものであるが、十分に活用されているとは言い難いのが現状である。一方、データサイエンスとはデータを用いて新たな化学的及び社会に有益な知見を引き出そうとするアプローチのことであり、その中でデータを扱う手法である情報科学、統計学、アルゴリズムなどを横断的に扱う。データサイエンスはWEBマーケティングや広告分野、ロジスティクスなどに積極的に応用され、デジタルトランスフォーメーションや事業効率化に大きな成果を上げている。しかしながら、医療分野、特に臨床検査分野への応用はまだ乏しい。データサイエンスでは扱うデータの領域知識が必要不可欠であるが、それを担う人財が全く足りていない。本研究会ではデータサイエンスの技術を臨床検査分野に活用できる人財を育成すべく、データの取り扱いや解析、実装方法などを学ぶことを目的とする。
以下、貼付参照