今回は「尿沈渣鏡検法における精度管理」という内容で東京女子医科大学病院中央検査部 横山貴先生にご講演いただきました。
事前参加登録の時点で定員上限となり、当日も82名が参加され、どこの施設でも関心が高いことがうかがえました。
尿沈渣鏡検法の精度管理と聞くと、技師間の目合わせに重きをおきがちですが、標本の作製方法、試薬の管理、教育方法といった基本的事項も重要であると実感する内容でした。
研修会中は集合型に近い形式をとるため随時Googleフォームを使った出題がなされ、参加者から好評いただきました。
初めてのWeb研修会で不慣れな点も多く、終了予定時刻を大幅に超過してしまいましたが、充実したよい研修会となりました。
<アンケート調査結果>
回答数:82件
Q:今回の研修会内容はいかがでしたか?
とても良い | 54件(65.9%) |
よい | 28件(34.1%) |
あまり良くない | 0件 (0%) |
良くない | 0件 (0%) |
Q:研修時間は適切でしたか?
長い | 26件(31.7%) |
ちょうど良い | 56件(68.3%) |
短い | 0件 (0%) |
Q:今後どのようなテーマの研修会に参加したいですか?(一部抜粋)
・尿検査基礎(初心者・当日直者向け)
・尿沈渣(基礎から症例報告まで)
・鏡検実習
・髄液、体腔液検査、精液検査
・寄生虫
・一般検査のトピックス
・一般認定試験対策
Q:ご意見·ご感想をお聞かせください。(一部抜粋)
・検査室内の尿検査における精度管理においては悩ましいことが多かった為、非常に有意義な研修でした。
・Googleフォームを使用してのサーベイはとても良かったと思います
・育成プログラムや精度管理を参考に、環境を整えていけたらと思いました。
・内部精度管理方法について知ることができ、自施設でも実際に検出率を出し、技師間差がどれくらいあるのか把握できるため一度確認してみたいと思いました。