血液型、不規則抗体に関する実技研修会を開催した。内容は基本操作の手技や異常反応が見られた場合の考え方、凝集反応の目合わせ、不規則抗体の消去法のやり方などで、輸血検査の必須内容である。
用手法で検査する機会は年々減っているが、異常反応がでた際には必ず必要となるので、今後も実技研修会を定期的に開催し、静岡県の輸血検査レベルの向上、標準化に寄与していきたい。
令和元年度 第3回 輸血細胞治療部門研修会
令和2年2月2日(日)
静岡赤十字血液センター
令和2年2月2日(日)
静岡赤十字血液センター
血液型、不規則抗体に関する実技研修会を開催した。内容は基本操作の手技や異常反応が見られた場合の考え方、凝集反応の目合わせ、不規則抗体の消去法のやり方などで、輸血検査の必須内容である。
用手法で検査する機会は年々減っているが、異常反応がでた際には必ず必要となるので、今後も実技研修会を定期的に開催し、静岡県の輸血検査レベルの向上、標準化に寄与していきたい。
令和元年度 第2回 輸血細胞治療部門研修会
令和元年7月20日(土)
男女共同参画センターあざれあ 502会議室
輸血の症例グループディスカッションを行った。イレギュラーな反応が見られる2症例を準備し、各班話し合い、発表、解説をした。
輸血検査における異常反応は様々なものがあり、最短で検査結果を出すためには経験が必要であるが、机上で経験しておくことで実際に異常反応が検出された際にスムーズに検査が進められる。
複数の異常反応を実際に経験することがなかなか難しいため、今回の研修会は参加者の良い経験になったと思われる。
平成31年度 第1回 輸血細胞治療部門研修会
平成31年4月27日(土)
男女共同参画センターあざれあ 502会議室
前半はABO血液型よびRh血液型の基礎について講演していただいた。輸血検査にはかかせない知識であり、今年度から輸血検査に携わる方や新人の検査技師に覚えていただきたい内容であった。
後半は認定検査技師を目標とした題材で、計算問題についてと、去年合格された方に講演していただいた。実際に受験された経験をもとにアドバイスや注意点を聞くことができ、これから受験される方にとって大変貴重な講演であった。
平成30年度 第2回 輸血・細胞治療部門研修会
平成30年12月9日(日)
静岡血液センター
血液型、不規則抗体に関する実技研修会を開催した。基本操作の手技や不規則抗体陽性時の同定方法、異常反応が認められた場合の原因や対処についてまでと、輸血検査技師には必須の内容を習得出来る内容であった。
輸血検査は、自動分析機の普及が進み、試験管で検査を行う機会が減ってきている。しかし用手法での検査は、精査する場合や輸血を急ぐ救命の際に必須のスキルであるため、今後も実技研修会を開催し県内の輸血検査のレベルの向上、標準化に寄与していきたい。
平成30年度 第1回 輸血細胞治療部門研修会
平成30年9月15日(土)
男女共同参画センターあざれあ 502会議室
ダラザレックスの治療成績と輸血検査に及ぼす影響について講義していただいた。後半は、ダラザレックスにて検査が擬陽性になってしまった際の対応と、直接クームスが陽性になってしまった場合の原因と対応を詳しく抗議していただいた。直接クームス陽性には多くの原因があるが、理解しておくことで次に行う精査を正しく選択することが出来る。それは患者に輸血が必要な場合、より早く安全な製剤を払い出せることに繋がる為、輸血検査技師には必須の知識であるが今回の研修会でさらに理解を深めることができたと考える。
2017年12月10日
静岡県赤十字血液センター
23名が参加し、静岡県赤十字血液センターにて輸血検査実技研修会(初級)を行いました。
血液型検査では、血液型検査の手技と異常反応で血液型が確定できない場合に行う追加検査、緊急で輸血が必要な場合の対応などについて学びました。
不規則抗体検査では、不規則抗体スクリーニングの手技と消去法の手順、緊急で輸血が必要な場合の優先度などについて学びました。
輸血検査での過誤は重大な医療事故につながる可能性があるため、正しい手技を習得する必要があります。また、血液型が確定できない、不規則抗体が陽性となった患者に輸血が必要になった場合に、その時点でもっと良いと考えられる選択肢を、医師にアドバイスできる力が必要です。
今回の研修会には、輸血検査に配属になって間もない方が多く参加してくれました。今後の活躍が楽しみです。
血液製剤の使用指針改訂のポイント
2017年9月2日
男女共同参画センターあざれあ 501会議室
本年3月に血液製剤使用指針が改訂されている。この改訂にあたり適正使用の判断基準に変化があり、これをふまえ、血液製剤適正使用にあたり改訂ポイントの習得が必要と考えた。使用指針の改訂ポイントを広く周知するため、輸血用血液製剤の使用指針解説を静岡県赤十字血液所長 竹尾先生に依頼し、血漿分画製剤について日本血液製剤機構 山口先生に依頼し講演をおこなっていただいている。
輸血トリガー値と実臨床からの意見等を踏まえ、指針の根拠等を中心に解説していただいている。指針の問題点と限界も考慮しつつ、適正使用を推進する立場の技師として非常にわかりやすく、今後の輸血管理に役立つ内容になっていると思われた研修会であった。