23名が参加し、静岡県赤十字血液センターにて輸血検査実技研修会(初級)を行いました。
血液型検査では、血液型検査の手技と異常反応で血液型が確定できない場合に行う追加検査、緊急で輸血が必要な場合の対応などについて学びました。
不規則抗体検査では、不規則抗体スクリーニングの手技と消去法の手順、緊急で輸血が必要な場合の優先度などについて学びました。
輸血検査での過誤は重大な医療事故につながる可能性があるため、正しい手技を習得する必要があります。また、血液型が確定できない、不規則抗体が陽性となった患者に輸血が必要になった場合に、その時点でもっと良いと考えられる選択肢を、医師にアドバイスできる力が必要です。
今回の研修会には、輸血検査に配属になって間もない方が多く参加してくれました。今後の活躍が楽しみです。
平成29年度 第3回 輸血・細胞治療部門研修会
日時
2017年12月10日
会場
静岡県赤十字血液センター