【テーマ】基礎から学ぶてんかん性異常脳波
講演1は日本光電(株)の西原さんにより、脳波検査の基礎として、覚醒時、睡眠時正常脳波、賦活法、デジタル脳波計の特徴などについて講義していただきました。
講演2では麻布大学の小野澤裕也先生にてんかん性異常脳波について、てんかんの分類に基づき、異常波の出現の仕方、症状の出方等、実際の波形やビデオで記録された患者の様子をみせていただきながらとても分かり安く講義していただきました。
デジタル脳波計の特徴を活かし適切な誘導法を選択すること、患者の状況を良く観察し、常に判読しながら検査を行うことの重要性を感じました。
今回の研修会では、前半講演(講演1)は従来通り収録配信で、後半講演(講演2)は現在までの生理検査Web講習会の課題であったオンラインのWeb配信と、講演終了後には質疑応答の時間を設けました。
質疑応答の手段として、Webexでのチャット機能、Q&A機能、挙手による口頭質問
の3つの手段を併用して行いました。今回、初の試みであり、受講者の方も戸惑われたと思いますが、誘導の切り替えの必要性や感染対策について等々、チャット機能を用いて質問がされました。
【ご意見・ご感想の内容】
・とてもわかりやすい講演で、とても勉強になりました。
・発作時の様子は余りわからなかったので、動画をみせていただき参考になりました。
・実践的・専門的な内容でとても有意義な研修会でした。また基礎から応用までの講演を
開催していただきたいです。
・説明の時のタッチペンの色がわかりづらかったです。
・もう少し時間をとってゆっくりやっていただきたかったです。
他にも多数のご意見をいただきました。
みなさまからのご意見、アンケートの回答を、今後の研修会の参考とさせていただきます。
今回、映像・音声の乱れ等あり、受講者のみなさまにはご迷惑をお掛けし、申し訳ありませんでした。また、初の試みであったオンラインのWeb配信では、配信状況の課題等改善点も挙げられました。今回の経験を活かし、今後のWeb講習会の質の向上につなげていければと思います。
ご協力ありがとうございました。