参加人数:92人
今回は、心臓超音波検査~臨床から信頼される技術・知識をマスターしよう~をテーマに開催しました。
第一講演は静岡県立総合病院 伊藤佳尚先生による、計測について(正しい計測できていますか?) でした。
画像描出の体位やコツ、計測部位など基本的なことを中心に講義していただきました。
第二講演は藤田医科大学病院 杉本邦彦先生による、定量評価について(定量評価を極めよう)でした。
3Ⅾによる左室計測、MR計測のPISA法とVolumeric法、AS評価の low flow ASなど講義していただきました。
第三講演は藤田医科大学病院 中村和広先生による、弁膜症について(AS・MSを中心に重症度分類など)でした。
AS重症度評価のlow flow ASやドブタミン負荷、MS評価のリウマチ性と退行性の見極めなど講演していただきました。
第四講演は静岡県立総合病院 循環器内科 竹内泰代先生による、覚えておきたいHFrEFとHFpEF(拡張障害のアルゴリズム)でした。
左室拡張機能についての説明や拡張不全、E波A波の間にあるL波についてなど講演していただきました。
第五講演は筑波大学付属病院(現在は日高病院)内藤博之先生による、がん治療と心疾患・GLS(ストレイン)でした。
抗がん剤投与後の心機能評価に有用なGLSについて講演していただきました。
<ご意見・ご感想の内容>
*治療に沿った検査項目について重点的に講習していただき参考になりました。
*定量評価など評価し報告する事に悩むことがありとてもわかりやすく今後生かしていきたいと思います。
*Web研修会に慣れていなかったので初めの設定に時間がかかってしまいました。
参加するまでの設定の仕方なども事前にお知らせしてもらえると焦らなくていいかなと思いました。
*オンデマンド配信があると大変助かります。
皆様からのご意見やアンケート回答を今後の研修会の参考とさせていただきます。ご協力ありがとうございました。