5/11(金)に浜松にて開催され、全国各地より138名と多くの方に参加をいただき盛会に終えることができました。
67年の歴史ある日本医学検査学会におきまして生物化学分析部門企画『スキルアップセミナー研修会』は、初めての開催であり、しかも地方の静岡県であった為、参加者数を見込めないと想像してました。ところが予想をはるかに上回る参加者を迎える研修会となり関心の高い分野として認知出来ました。
これまで、臨床化学・免疫化学に関する認定試験制度はなく、昨今の検査室では既に認定制度が設置されている生理検査や細菌検査、血液検査を志す検査技師は多いが、臨床化学・免疫化学を率先して志す者は少ないのが現状でありました。しかしながら、臨床検査においてこの分野は欠かすことのできない分野であり、臨床化学・免疫化学の重要性を尊重し、精度保証体制の確立と維持管理を担う技師の育成に向けて(一社)日本臨床化学会と共同した本認定制度が設置され、2014年から実施されています。臨床化学・免疫化学の進歩・発展を図ることを目的として、この認定制度が学術的側面から実践的な側面をもち、分析化学から臨床医学までを広く包括することが重要である。そして化学的分析手法を用いた測定法全般の技術開発やデータの医療・環境保全・食品安全等への提供、さらには疾病の病因・病態の解明や治療・予防への寄与を目指しています。
参加技師の方々、全国各地より参集して頂いた講師の先生方、深く感謝と御礼を申し上げます。有難う御座いました。